本採用試験
試験概要
本採用試験は、フロントエンドチームの「1. 最低基準のスキル」があるかを判定するための試験である。 フロントエンドチームに求められる最低基準のスキルとは、デザイン再現性の高いコーディングを正確なコードで作成し、クライアントとの仕事の流れを円滑に行えるという事である。 本試験で不合格と判定された場合には、本採用を保留とされ再試験を検討される。 再試験可能ラインを下回る場合は、本採用は検討扱いとする。
試験の制度
- 採点法: 減点方式を基準とした採点
- 持ち点: 100点
- 最終納品時の合格ライン: 未経験者採用60点以上、経験者採用75点以上
- 最終納品時の再試験可能ライン: 未経験者採用50点以上
- 初回提出時の不合格ライン:未経験者採用35点以下、経験者採用55点以上、またはフィードバック件数が25件を超える場合
試験の評価方法
採点は以下のルールに従って行われる。
| No. | 項目 | 計上方法 | 初回提出時の点 | 修正後の点 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | クライアントへの連絡が無い | 1回毎 | -5点 | |
| 2 | クライアントへの連絡内容に不正確 | 1回毎 | -1点 | |
| 3 | 課題開始前後の行動が不正確 | 1回 | -2点 | |
| 4 | デザイン再現性の問題 | フィードバック1件毎 | -3点 | +1点 |
| 5 | デザイン再現性の重大な問題 | フィードバック件数が10件以上 | -5点 | |
| 6 | W3C-HTML-validation | エラー1件毎 | -1点 | |
| 7 | W3C-CSS-validation | エラー1件毎 | -1点 | |
| 8 | Javascript console | エラー1件毎 | -1点 | |
| 9 | レスポンシブの品質の問題 | フィードバック件数が1件毎 | -1点 | +1点 |
| 10 | 特定の閲覧環境での問題 | フィードバック1件毎 | -1点 | +1点 |
| 11 | コードの品質の問題 | フィードバック1件毎 | -2点 | +1点 |
| 12 | コピペミス、判断ミスの問題 | フィードバック1件毎 | -1点 | +1点 |
| 13 | 提出予定時間より4時間以上の遅延 | 営業時間内4時間後に一度 | -1点 | |
| 14 | 提出予定時間より2日以上の遅延 | 遅延2日目以降2を遅延日数で冪乗 | -2**点 | |
| 15 | 提出が遅れる場合の事前連絡の問題 | 遅延期間と事前連絡の比率 | -1~5点 |
また、明らかに作業完了できなかった場合は採点は行わず不合格となる。
採点項目について
項目No.1, 項目No.2, 項目No.3
- AGLの作業の流れを守れているか、クライアントを意識した報告連絡相談ができるかを評価する。
- 必要な連絡を正確に行えれば通常は減点されることはない。
項目No.4, 項目No.5
- 初回提出時のデザイン再現性は最も重要な項目であり、この項目について厳しく評価する。
- デザインミスがある場合、デザインミスを正確にコーディングする必要はない。
- 例)同じ要素であるのに意図的ではなく数pxのずれがある。
- 例)同じ要素であるのに意図的ではなくfont-familyなどが異なる。
- デザインが存在しない要素をコーディングする場合は、この項目の減点対象ではない。
- 例)いくつかのページでスマートフォンのデザインが存在しない場合。
項目No.6, 項目No.7, 項目No.8
- エラー件数が著しく多い場合、提出前確認を怠ったためと判断し即時不合格とする。
項目No.9, 項目No.10
- デザインがない状態の中間サイズの画面でレスポンシブに問題がないかを評価する。
- デザインがない場合のスマホサイズの画面をコーディングできるかを評価する。
- クロスブラウザを意識してコーディングができるかを評価する。
項目No.11
- コードの品質がAllgrow-laboの基準を満たしているか評価する。
例として以下のようなコードは減点対象となる。
<!-- 要素の分類を理解できていない -->
<p><div></div></p>
<span><div></div></span>
<h2><h3></h3></h2>
<!-- h5より上位のheadingが不自然に使われていない -->
<html>
<head></head>
<body>
<h5>title1</h5>
<h5>title2</h5>
</body>
</html>
<!-- 非推奨なタグを使用している -->
<hgroup></hgroup><font></font>
<!-- ES6以降の記法を変換せずにそのまま使用している -->
<script>
const item = () => { console.log('item') }
</script>
.c-item div { /* 詳細度を意識せず、無意識的にタグに直接スタイリングしている */
margin-left: -0.35px; /* 小数点以下でpxを指定している */
border: 1rem solid #ccc; /* 明確な意図がない値を指定している */
}
.sample-text-right { /* サンプルコードや使用していないコードが多く残っている */
text-align: right !important; /* 詳細度を理解せず、importantを大量に使用している */
color: #000 !important;
font-size: 12px !important;
justify-content: right; /* 余分なプロパティを設定している */
}
function sampleConsoleLog () { // サンプルコードや使用していないコードが多く残っている
console.log('this is sample');
};
項目No.13, 項目No.14
- 誤差の少ない作業見積もりを立てられるスケジュール管理能力について評価する。
- 作業スケジュールに問題が発生しそうな場合に立て直しができるかを評価する。
営業時間内で計上し、4時間以内の提出遅延は、正確に連絡を行うことにより減点されることはない。 ただし1分でも提出が遅れる場合、提出予定時間より前に連絡が無ければ即時不合格となり、それ以降の採点を行わない。
提出遅延による減点の例はベトナム時間を基準にして以下のとおりである。
- 提出予定時間: 2021/10/1 17:00
- 2021/10/2 12:00迄 減点されない
- 2021/10/2 17:00迄 -1点
- 2021/10/3 10:00 -2点 (合計: -3点)
- 2021/10/4 15:00 -4点 (合計: -5点)
- 2021/10/5 10:00 -8点 (合計: -9点)
- 提出予定: 2021/10/1 10:00
- 2021/10/2 15:00迄 減点されない
- 2021/10/2 17:00迄 -1点
- 2021/10/3 10:00 -2点 (合計: -3点)
- 2021/10/4 15:00 -4点 (合計: -5点)
- 2021/10/5 10:00 -8点 (合計: -9点)
また、提出が遅延するという連絡を行う際には、遅延する期間と事前連絡がある程度比例した関係である必要がある。 つまり2時間程度遅延するという場合、15分~1時前に連絡しても大きく問題はない。 しかしながら、1日以上提出が遅延する連絡を15分前に行うことは作業見積もりの予測に問題があると判断できる。 事前連絡が遅れるのはスケジュール管理能力に問題があると判断され、その多寡の相当分が減点される。
修正後の提出について
修正内容を反映したものを再提出し、修正内容を正しく反映できていれば、いくつかの項目で加点計算される。